赤ちゃんとの生活が始まり、1ヵ月が経ちました。赤ちゃんとの生活リズムが少しずつできてきた頃でしょうか?まだ身体がふにゃふにゃしていて、泣くことも多い生後1ヵ月の赤ちゃんを前に、戸惑う場面もあるのではないでしょうか。
長かった妊娠時期を乗り越え、出産という大きなイベントを終えた途端に始まる子育て。睡眠不足も続き、いつまでこの生活が続くのか、いつになったら朝まで眠れるのかと不安になることもありますよね。
この記事では、赤ちゃんの生活リズムの整え方について説明します。赤ちゃんの成長に伴い、ママやパパの生活リズムと近づいてくるので安心してくださいね。
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生まれたての新生児(生後4週間まで)の頃は授乳時間帯以外は、ほぼ眠っている状態だった子も多いのではないでしょうか?生後1ヵ月頃には、授乳後に機嫌よく過ごしている姿が少しずつ見られるようになります。
それでも日中のお昼寝時間も含めると、生後1ヵ月頃の赤ちゃんは1日平均14〜17時間ほど眠っています。
日中に赤ちゃんが眠っていても、いつ起きるか不安だったり、細切れ睡眠に疲れてしまったりするママも多いと思います。深呼吸して落ち着ける時間を意識的に作ってくださいね。
生後1ヵ月頃の赤ちゃんの授乳回数は、夜間を含め24時間に8回程度が平均と言われています。しかし生後1ヵ月頃は、赤ちゃんが欲しがっていたらあげて良いとされています(母乳の場合)。
完全母乳で育てているママは、赤ちゃんへの授乳量が足りているのか不安になることもありますよね。これは、1ヵ月健診で体重が増加していれば問題はありません。もし体重の増加が少なければ、ミルクを足すなど、医師からの指示があるので安心してください。完全ミルクの場合は、ミルク缶に表示されている量を守って与えてあげましょう。
生後1ヵ月の赤ちゃんは1日に15〜20回程度、おしっこを出します。うんちの回数もまとまっておらず、1日に10回以上する赤ちゃんもいます。
母乳で育っている赤ちゃんの方がうんちの回数が多く、柔らかいうんちになる傾向にありますよ。
一方で数日間うんちが出ずに、便秘になる赤ちゃんもいます。赤ちゃんが母乳やミルクをよく飲んで、機嫌よく過ごしていれば問題はありません。心配が続くようであれば、医師に相談しましょう。
赤ちゃんが理由もなく泣き始めることを「黄昏泣き」と言います。激しく大声で泣き始め、夕方の時間帯に多く見られます。
夕飯の準備でバタバタし始める頃に赤ちゃんが泣き始めるため、ママはどうしたら良いのか途方に暮れてしまいますね。
コリックは生後2〜3ヵ月が一番激しく、生後6ヶ月頃には落ち着くと言われています。コリックが始まったら、赤ちゃんの機嫌が比較的良い時間帯に家事を済ませておくと、慌てないで済みますよ。一時的なものと考え、冷静に対応しましょう。
1ヵ月健診を終えて、赤ちゃんの成長を実感できると、少し気持ちが落ち着きますね。しかし、まだ昼夜の区別がつかずに2〜3時間おきにおっぱいやミルクを飲んでいる生活リズムの赤ちゃんも多いでしょう。日中はたくさん寝るけれど夜は寝ない子、昼夜問わず寝ている子など、赤ちゃんの生活リズムには個人差があります。
生後1ヵ月頃の赤ちゃんとの1日の過ごし方や生活リズムの付け方に悩む時期でもありますよね。ここでは、赤ちゃんの1日のスケジュール例を紹介します。
※夜間も、2〜3時間おきに授乳
赤ちゃんの生活リズムを整えて、大人の生活リズムに近づけることでママの睡眠不足が少し解消されるかもしれません。 しかし生活リズムを整えようとすることで、神経質になりすぎないように気をつけてくださいね。 あくまでも目安ですので、この通りの生活リズムで進めなくても大丈夫です。 無理なく取り入れてみてください。
大人の起床時刻に合わせて、朝はカーテンを開けるようにしましょう。 太陽の光を浴びることで、赤ちゃんは朝を認識し出します。
毎日決まった時刻に、お風呂に入るようにしてみましょう。 毎日続けることで体内時計が備わり、生活リズムができてきますよ。
部屋が暗くなったら、寝る時間だと認識させましょう。 筆者は子どもが生後0ヵ月の頃から、20時になったら暗い寝室に連れて行く生活リズムにしていました。 5才になった今でも20時は寝る時間と認識し、自然と眠くなるようです。
日中の過ごし方などによって、赤ちゃんがなかなか寝付けない日もあります。 ママが早く寝て欲しいと焦ると、余計に赤ちゃんの寝つきが悪くなることがあるようです。 思い通りにいかない時は、いっそのこと隣で一緒に寝てしまう選択をするのも良いでしょう。
初めての育児は不安なことも多く、何が正解か分からなくなることがあります。まずはママ自身がゆったりとした気持ちで、赤ちゃんと向き合うことが大切です。
上記で紹介した内容はあくまでも参考程度で、それぞれの家庭にあう無理のない取り組みをしてくださいね。毎日があっという間に過ぎてしまいますが、赤ちゃんは少しずつ着実に成長しています。ママとパパも焦ることなく、赤ちゃんの成長を見守ってくださいね。
リトル・ママ認定ライター 今川佳奈
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