- Home
- 音楽が聴こえてきそうな絵本
音楽が聴こえてきそうな絵本
- 2019/9/18
- 未分類
- コメントを書く

読み聞かせの醍醐味
当たり前のことですが、絵本には「絵」と「文章」があります。大人はまず文章を読みますが、子どもは絵を見ると言われています。素敵な絵本は、絵から物語が聴こえてくるのでしょうね。
今回ご紹介するのは、ページをめくるとまるで音が流れ出てくるような、そんな絵本です。読んで聞かせてもらえるからこそ、耳でお話を楽しみながら、目で思う存分絵を堪能できる。きっと子ども達は、絵本から溢れ出てくるそれぞれの音楽を楽しむことでしょう。それこそが、読み聞かせの醍醐味ですね。
(文・絵本セレクト/谷口亜優美)
音の響きを感じる!【1、2才からOK!】
『ぱれーど』
山村 浩二/作
講談社
ちょっと不思議なぱれーどは、夜にひっそりと始まります。ぱれーどの仲間達は、身近なものや昔のものまで盛りだくさん。ずんちゃかずんちゃと音が鳴れば、思わず一緒に行進したくなる!音の響きも愉快な、小さなお子さんから楽しめる絵本です。
![]() |
価格:1,430円 |
『ドオン!』
山下 洋輔/文 長 新太/絵
福音館書店
オニの世界と人間の世界が、たいこを通して混ざり合う!ジャズピアニストの山下洋輔さんだからこそ紡ぎ出せる、躍動感満載の痛快なお話。老若男女問わず踊り出したくなる様な、楽しい音が溢れます。音楽は万国共通で楽しめる素敵なツールだと改めて感じさせられる1冊です。
![]() |
価格:1,210円 |
美しい旋律が伝わる
『おんがくねずみジェラルディン』
レオ=レオニ/作 谷川俊太郎/訳
好学社
音楽ってなんだろう?目には見えないものだからこそ、その価値を判断するのは難しい。でも目に見えないものは、心を豊かにしてくれます。そんな音楽の魅力が、レオ=レオニらしい視点で描かれた名作です。
![]() |
おんがくねずみジェラルディン はじめておんがくをきいたねずみのはなし / レオ・レオニ 【絵本】 価格:1,602円 |
『5ひきのすてきなねずみ おんがくかいのよる』
たしろちさと/作
ほるぷ出版
5匹のねずみ達が聞き惚れた美しい音楽。それはカエルのみが聞くことのできる演奏会でした。5匹はもう一度その音楽を聴きたいが為に、自分達で演奏会を開くことにします。あたたかな優しいストーリーに、美しい調べが浮かび上がります。「5ひきのすてきなねずみ」シリーズの1冊。どれもオススメの作品です。
![]() |
おんがくかいのよる 5ひきのすてきなねずみ [ たしろちさと ] 価格:1,540円 |
『クマと森のピアノ』
デイビッド・リッチフィールド/作
俵 万智/訳
ポプラ社
こぐまのブラウンが森で出会った一台のピアノ。その音に魅了され森を出て街へと旅立ち、気付けば一躍人気者になったブラウン。望むもの全てを手に入れたはずなのに、ブラウンはどこか寂しくなり…。まるでピアノの繊細な音色が聴こえてくるかの様な、美しい物語。本当の幸せとは何なのかを、優しい旋律と共に伝えてくれる絵本です。
![]() |
クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57) [ デイビッド・リッチフィールド ] 価格:1,540円 |
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。