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フッ素濃度はどのくらい?子どもの歯磨き粉の選び方【ドクターコラム】
- 2024/3/11
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福岡の小児歯科医院「KiD’s 歯科 べふ」の下飛田道子院長による連載コラム「とび先生のキッズ歯科」。今回は、フッ素入り歯磨剤について伺いました。
子どもはフッ素濃度1000ppm以下を
現在市販されている歯磨剤のほとんどにはフッ化物が含まれています。家庭でできる身近なむし歯予防法の一つと言えるでしょう。
歯磨剤に含まれるフッ化物イオン濃度は、日本では1500ppm以下と定められています。6才未満の子どもには1000ppm以下の歯磨剤を使いましょう。上手に吐き出せない子ども向けに、500ppm、100ppm配合の歯磨剤も販売されています。
フッ素入り歯磨き剤の効果
歯科医院で行うフッ素塗布とこれらの歯磨剤とを併用している場合、フッ素塗布だけの子どもに比べ、乳歯のむし歯が減少したとの報告もあります。とはいえ、正しい食生活と歯磨きが不可欠なのは言うまでもありません。
お子さんが歯磨剤を嫌がらずに使えるようになってからお試しください。
「お口の中を綺麗に保つこと」は感染症の予防になるだけでなく重症化を防ぐためにとても大切です。毎日の手洗い・うがいの習慣に加え、歯磨きも頑張りましょう。
お話を聞いたのは
KiD’s 歯科 べふ
下飛田道子先生
福岡市城南区鳥飼5-2-30 凱旋門ビル1F