算数といえば、計算ができることが注目されがちですが、実は思考力を育てる「算数脳」が大事だそう!算数脳メソッドに基づいた指導を行う「英進館・花まる学習会」の大坪一騎先生に教えてもらいました。
難題に直面した時、じっくりと考えて創意工夫ができる『思考力』のこと。それを支えるのが「見える力」「詰める力」「遊ぶ力」の3つ。遊びの中でもこれらの力を育てることができます。
もちろんです!成長しない子はいません!ただし脳が発達する4~9才までに育てるのが理想です。それまで色々なことにチャレンジして、自己肯定感を高めましょう。
「同じ形にできるかな?」
「できたー!」
算数脳を育てるには「遊ぶこと」も大事!特に外遊びは、平衡感覚や距離感、数の概念が自然と身につきます。また、おやつを人数分に分けてもらうなどのお手伝いもとても有益。「できたね!」の声かけでやる気や自信が育ち、さらに工夫する意識も生まれます。
◎空間認識力紙に描いた立体を、頭の中だけでクルクル動かしたり、手で触れるようなリアルな3D映像として思い浮かべて操ったりすることができる力。理科の天文の勉強にも空間認識力は必要です!
◎図形センス幼稚園や小学校受験などで図形問題が出された時、補助線がパッと浮かんだり、必要な線だけが選択的に見えたりする力。この図形センスがあると、定理を習っただけで問題を解けるようになります。
◎試行錯誤戸惑ったら、図や絵を描いて具体的なイメージから問題を解決しようとする力。絵や図形を描いたり、数字を入れてみたり…。「手を動かしながら」考えることがポイントです。
◎発見力自分が知っていることにとらわれない、独創的な考えを生み出す力。この力があると「普通はこうだ」という概念を外して柔軟な発想力で答えを見つけることができます。
◎論理性
答えまでを順序よく、理詰めで考えることができる力。これを鍛えるには家族で交わされる会話も大切です。
◎要約力
何が書いてあるのかを捉える力。「結局のところ何が言いたいのか」という視点を持ち、言いたいことや問われていることをきちんと抜き出せるかがポイント。
◎精読力
特に文章題で、文中に隠されている問題を解くヒントを読み落とさない力。これがないと必要な情報や大切な部分を読み落としてしまい、長文や文章問題が不得意になりかねません。
◎意志力
最後まで諦めず、やり通す力。「自分で考えて最後までやり遂げたい」との強い意志を持つと、やり遂げた時に大きな喜びに。人生を生きる力も強くなります。
お話を聞いたのは
英進館・花まる学習会
副長・大坪一騎先生
「英進館・花まる学習会」で、学ぶ楽しさ、考える面白さを伝える人 気の先生。「算数脳」メソッドに基づき、正しい学習の仕方を楽しく学べるよう指導する。
https://www.eishinkan.net/creation/hanamaru/
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