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「命をいただく」を教える絵本
- 2022/10/14
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Instagramでも大人気の“絵本のつなぎて”ふわはねさんが、ママのリクエストに応えて絵本をセレクトします!
Q.「命をいただくこと」の大切さを子どもに教えたいのですが、リアルすぎない描写でトラウマにならないような絵本が知りたいです。(4才女の子のママ)
私たちは生きるために野菜や果物、肉や魚を食べます。生きることは食べること。命をいただいているということ。その命が、自分の体の一部となり、生き続けている。そんな命の大切さをシンプルにわかりやすく教えてくれる絵本を紹介します。
※年齢の目安は各出版社サイトに明記がある場合のみ記載しています。
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『いわしくん』
菅原たくや/作
文化出版局
文字数が少なく、数分で読めてしまうシンプルな絵本だけれど、いわしくんが語る言葉は決して押し付けがましくなく、とても大切なことをしっかりと伝えてくれます。子どもたちに読みたい、伝えたい1冊。
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価格:1,430円 |
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』
坂本義喜/原案
内田美智子/作
魚戸おさむとゆかいななかまたち/絵
講談社
私たちは肉を食べますが、鶏や豚、牛を解体する人がいます。この絵本は食肉センターで働く坂本義喜さんのお話。命を「解く」という言葉を、私はこの絵本で初めて知りました。食肉解体業に携わる人の目線で命の重みを描いた絵本です。
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絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本) [ 坂本 義喜 ] 価格:1,540円 |
『いのちのたべもの』
中川ひろたか/文
加藤休ミ/絵
おむすび舎
スーパーへ買い物に行った男の子は、「海の食べ物と陸の食べ物にわけて」とお母さんに言われ…。地球は海と陸からできている。さまざまな命を生み出す地球に暮らす私たち。何気ない日常のお話から、命へ感謝することを教えてくれます。
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価格:1,540円 |
『たんぼレストラン』
はやしますみ/作・絵
ひかりのくに
春に土を耕すと始まるたんぼレストランが、水田の食物連鎖の現実を教えてくれます。初めて読んだ時の衝撃は今でも覚えています。生きることは食べること。作者が構想から5年をかけて辿りついた絵本、ぜひ手にとってほしいです。
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価格:1,430円 |
『おべんとうさん いただきます』
堀川 真/作・絵
教育画劇
3・4才から
お弁当に詰められた食べ物たち。それはすべて命。命を食べるということは、もらった命が命になるということ。大きなテーマですが、リズムよく心地よい言葉と楽しい絵で、食べ物のつながり、命のことをわかりやすく教えてくれます。
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価格:1,210円 |
今月の案内人は
ふわはね さん
関西を拠点に“絵本のつなぎて”として、わらべ歌や手遊びなどを織り交ぜた「ふわはね絵本のある時間」を開催。
Instagram:@fuwahane
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