- Home
- ことば・日本語の楽しさに触れられる絵本
ことば・日本語の楽しさに触れられる絵本
- 2022/9/14
- 未分類
- コメントを書く

絵本は教科書ではないので、絵本を通して読み書きを教えるのはナンセンスです。でも、絵本を通して日本語の楽しさに触れることで、子どもと言葉との距離を近づけてあげることはできます。
読み聞かせを通して美しい日本語のシャワーを浴びる経験は、コミュニケーションの大切な根幹となると思います。
今回は様々角度から言葉を楽しめる絵本を集めてみました。改めて日本語の魅力を感じながら、会話やことば選びのヒントにしてみてくださいね。
※年齢の目安は各出版社サイトに明記がある場合のみ記載しています。
[no_toc]
『しりとりの だいすきな
おうさま』
中村翔子/作
はた こうしろう/絵
すずき出版
3・4才から
しりとりが大好きな王様は、料理がしりとりの順番に出てこないと怒ってしまいます。面白おかしいストーリーを通して自然としりとりを楽しめる一冊。自分だったらどんなメニューにするかを考えながら読むのもおすすめです。
![]() |
しりとりのだいすきなおうさま (チューリップえほんシリーズ) [ 中村翔子 ] 価格:1,430円 |
『ままです すきです すてきです』
谷川 俊太郎/文
タイガー立石/絵
福音館書店
2才から
タイトルからもわかるように、しりとりを続けながら物語が展開していきます。しりとりの面白さだけでなく、ひょんなことからお話が変わっていくシュールで不思議なストーリーも癖になる絵本です。
![]() |
ままです すきです すてきです (幼児絵本シリーズ) [ 谷川俊太郎 ] 価格:990円 |
『かえるがみえる』
松岡享子/作
馬場のぼる/絵
こぐま社
5才から
「かえるがみえる、かえるにあえる、かえるがかえる…」など、韻を踏む楽しさが存分に味わえることばあそび絵本。韻を踏みながら、かえる達の物語も展開します。ユーモア溢れる絵と文章が魅力的な一冊。
![]() |
価格:1,045円 |
『目でみることばのずかん』
おかべたかし/文
やまでたかし/写真
東京書籍
「たぬきねいり」や「どんぐりのせいくらべ」といった、ことわざや慣用句、漢字の成り立ちや類義語の違いを視覚で感じさせてくれる写真図鑑。小さなお子さんから大人まで長く楽しめます。
![]() |
価格:1,760円 |
『あいうえおの本』
安野 光雅/作
福音館書店
4才から
国際的画家でもある安野光雅さんの描く、美しいひらがなとことばの絵本。“「あ」はあんぱん、「い」はいえ”など、左ページにひらがな、右ページにはその文字で始まるものの絵が描かれていて、探し絵のように楽しむこともできます。
![]() |
価格:1,650円 |
『思いつき大百科辞典』
100%ORANGE/編
学研プラス
4才から
50音に濁音、半濁音まで、たくさんのことばを掲載した絵辞典。我が家ではしりとりをする際のヒントとしても活用していて、大人が見ても「そういえばこんな言葉があった!」という発見が。親子でことばの種まきができます。オシャレなあいうえおポスターも付いていて、それもまた魅力の一つ。
◆今月の案内人は
谷口亜優美/ayumiさん
京都にて絵本のある子育てを楽しむ絵本講座「さんじのえほん。」を主宰する絵本講師。3児のママ。
Instagram:@ayufurtea3
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。