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妊娠中に食べたくなるもの6選!食べていいもの悪いもの
- 2022/6/8
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妊娠がわかって幸せいっぱい!そんなときにやってくる「つわり」。赤ちゃんがやってくるのは嬉しいけど、つわりと共に過ごす日々はママにとってなかなか過酷ですよね…。
つわりの症状やつわり中に食べたくなるものは人それぞれですが、よく聞くのはやっぱり「酸っぱいもの」!本記事では妊娠中に食べたくなるものや、食べていいものと悪いものについて解説します。
妊娠が初めてで分からないことが多く、毎日心配でいっぱいな妊婦さんも、初めての妊娠ではないけど、妊娠中の体のことや食べ物について忘れてしまってちょっと不安な妊婦さんも、ぜひ本記事を参考にして下さいね。
妊娠するとママの味覚が変わる?!その理由は?
妊娠すると今まで好きだったものが急に食べられなくなったり、酸っぱいものや濃い味のものが食べたくなったりと、味覚や嗜好が変わる妊婦さんが多いですよね。特に酸っぱいものを食べたくなる、という話はよく聞く印象です!
なぜ妊娠するとこのように味覚や嗜好に変化が起こるのでしょうか?その理由はホルモンバランスの変化、体内の水分量の変化、亜鉛不足などが原因だといわれています。ですが詳しいことはまだ分かってはいません。
私の場合はみかんと苺と梅干ししか食べられなくなりました!つわりって本当に不思議ですよね。では、味覚の変化の理由についてみていきましょう。
ホルモンバランスの変化
妊娠すると女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌がさかんになり、ホルモンの量が大きく変化します。出産に向けて女性らしい体をつくるのに必要な女性ホルモン。そのホルモンの分泌量が増えることで、味覚に変化が起こるといわれています。
味覚の変化が起こるタイミングは人それぞれですが、つわり中に変化する人が多いようです。
体内の水分量の変化
ホルモンバランスの変化に伴って、妊婦さんの体内では水分量にも変化があるようです。妊娠すると、体内の水分量が少なくなります。そのため常に口の中が乾き気味の状態であることが多く、それが味覚の変化に影響しているとの説もあります。
亜鉛不足
亜鉛不足が味覚の変化に関係しているとの説もあります。実は亜鉛が不足すると味覚に関わる味蕾(みらい)という細胞の働きが鈍くなるといわれています。
亜鉛は胎内の赤ちゃんの細胞分裂を促すのに重要な栄養素で、妊娠中には充分な亜鉛を摂取することが推奨されています。
妊娠中に食べたくなるもの6選!
妊娠中に食べたくなるものって人によってそれぞれですよね!味の濃いものが食べたくなる人、酸味のあるものが食べたくなる人、水分の多いものを食べたくなる人などさまざまです。
私はなぜかじゃがいもがすごく食べたくなったのですが、皆さんはどうでしょうか?妊娠したらやたらと食べたくなるものについてご紹介します!
- 【揚げ物】
- 唐揚げ
- フライドチキン
- フライドポテト
【麺類】
ラーメン
パスタなど味の濃いもの
【甘いもの】
ケーキ
シュークリーム
和菓子
【酸味のあるもの】
もずく
梅干し
ガリ
【冷たいもの】
氷
アイスクリーム
シャーベット
【みずみずしい野菜や果物】
スイカ
パイナップル
トマト
妊娠中に食べていいもの・悪いもの
お腹の中の赤ちゃんはママの体から栄養をもらって大きくなります。ですので、ママが食べたものは赤ちゃんの成長に影響することになります。ただし、ママの食べたものが影響してくるのは胎盤が完成する妊娠16週あたりから、といわれています。
妊娠に気が付くのが遅れて、妊娠中に食べてはいけないものを食べてしまっていた…とか、つわりで体調が悪く栄養のことなんて考えられない…というママもいると思います。心配しなくて大丈夫!妊娠16週になるまでは、卵黄のうという器官から赤ちゃんは自分で栄養をとっているようですよ。
ですが、「葉酸」は妊娠初期にも積極的に摂りたい栄養なので、つわり中も可能であれば意識して摂ることをおすすめします。
あまり神経質になりすぎずに、でもちょっとだけ意識して摂りたい食べ物をご紹介します。
意識して摂りたい食べ物
【葉酸が豊富な食材】
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 苺
- ごま
- アボカド
- きなこ
- のり
葉酸は細胞の生産や細胞分裂に必要な栄養素だといわれています。遺伝子情報に関わるDNAやRNAの合成にも必要な栄養素なので、胎児の正常な発達に重要な役割を果たします。
また、葉酸を摂取することで神経管閉鎖障害のリスクを低減させることができるともいわれています。
妊娠前から積極的に接種することが推奨されていますが、妊娠してからでも遅くないので、意識して摂るようにしたいですね。
つわりで食欲がなかったり、決まったものしか食べられないようなときは、葉酸入りのサプリやキャンディーなどもありますよ。サプリは摂り過ぎには注意しながら、用量を守って摂取して下さい。心配な場合はお医者さんに相談することをおすすめします。
【鉄分が豊富な食材】
- 赤身の肉
- 赤身の魚
- あさり
- ほうれん草
- 高野豆腐
妊娠中は体内の血液量が増加します。普段より約1.5倍の血液量となるので、貧血になりやすいといわれています。
鉄分は血液中の酸素を運ぶヘモグロビンを作るのに役立つ栄養素です。そのため、赤ちゃんの発育にも重要な役割を果たすので、妊娠中期頃から意識して摂りたい栄養素となります。
【カルシウムが豊富な食材】
- 干しえび
- しらす干し
- 昆布
- いりごま
- わかめ
カルシウムは赤ちゃんの骨を作るのに必要なため、妊娠中から授乳期にかけて、ママが積極的に摂りたい栄養素の一つとなります。普段からカルシウムをとれていれば余計に多くのカルシウムを摂取する必要はありませんが、不足気味かなと思うママは意識して取り入れてみて下さいね。
注意が必要な食べ物
【なまもの】
- 生ハム
- ナチュラルチーズ
- スモークサーモン
- 肉や魚のパテ
妊娠中は普段より食中毒になりやすいといわれています。それを防ぐために生ものには注意が必要です。
食中毒になると、下痢や嘔吐といった症状が出ます。激しい下痢や嘔吐は子宮収縮が起こりやすく、お腹の中の赤ちゃんに影響があるといわれているので注意が必要です。
【水銀を多く含む魚】
- キンメダイ
- メカジキ
- マグロ
魚は豊富な栄養素を含んでいて、体に良いものです。ですが、妊娠中は水銀に注意が必要です。量を守れば問題はありませんが、偏った食べ方をしたり、多く摂り過ぎたりするとお腹の赤ちゃんに影響があるといわれています。
厚生労働省のホームページにわかりやすい資料が掲載されているので、よかったら参考にしてみて下さい。
【ヨウ素を多く含む食材】
- 昆布
- ひじき
- もずく
- めかぶ
- ヨード卵
ヨウ素は細胞の成長に重要な栄養素で、妊婦さんにとっても大事な栄養素となります。ただ、摂りすぎると赤ちゃんの甲状腺機能を低下させてしまう可能性があるといわれています。
特に日本人は、ヨウ素が多く含まれる海藻類を多く食べる傾向にあります。今まで通り普通に食事で摂取するのは問題ありませんので、過剰に摂りすぎるのは注意して下さいね。
【ビタミンAを多く含む食材】
- レバー
- うなぎ
- 全卵(生)
ビタミンAは多く摂りすぎると、先天奇形が増加するといわれています。特に妊娠初期には過剰摂取には気を付けたい栄養素です。
【カフェイン・アルコール類】
こちらは妊娠したら飲んだらダメ、というのはよく聞く話しですよね。カフェインは1日カップ2杯程度ならOKとされているのに対し、妊娠中のアルコールは控えるようにいわれています。
アルコールは赤ちゃんの発育不全や障害を引き起こすとされているため、飲むのはやめましょう。お酒好きのママにはちょっと辛いですが、またお酒を飲めるようになったら思いっきり楽しみましょう!
【妊娠中は塩分や糖分の摂り過ぎにも注意】
妊娠中は塩分や糖分についても、過剰に摂取することのないよう気を付けて下さいね。とくに塩分をとりすぎると、「妊娠高血圧症候群」になりやすいといわれていて、お腹の中の赤ちゃんにも影響がでる可能性があります。
妊婦さんは健康管理で忙しいですが、あまり神経質になりすぎずに、バランスの良い食事を心がけたいですね。
まとめ
妊娠中はホルモンの関係などで食べ物の好みが変わったり、つわり中は食べられるものが少なくなったりと、妊婦さんは食べ物一つとってもたくさんのことが変化します。
また、積極的に摂りたい栄養と注意が必要な食べ物があって、全てに注意を払っていたら食事が楽しめなくてピリピリしてしまうこともあるかもしれません。
大事なのはバランスよく食べる事です。これが体に良いからこればかり食べよう、とかこれが悪いからまったく食べない、とか偏った食事をするのではなく、色んな栄養素をバランスよく摂ることが大事だと思います。
今回紹介した、積極的に摂りたい栄養素を多く含む食材を「ちょっと意識して」とってみて下さい。お腹の中の赤ちゃんが健康に育って、元気に会える日が楽しみですね!
リトル・ママ認定ライター あいり