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新生児期から使えるベビーカー選びのポイントを解説
- 2022/5/24
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出産後、通院などのときに新生児をベビーカーに乗せて移動できれば便利ですよね。今回は、新生児期から使えるベビーカーについて、メリットやデメリットをご紹介します。ベビーカーの選び方のポイントについてもご紹介しますよ!
ベビーカーの種類は大きくわけて2つ!
ベビーカーには大きく分けて「A型」と「B型」の2種類があります。
A型ベビーカーの特徴
生後1ヶ月(商品によっては4ヶ月)から使用でき、最長で48ヶ月(4才のお誕生日)まで使用できます。背もたれのリクライニングが150度以上あるのが特徴です。振動をよく吸収してくれるので、赤ちゃんを安全に運ぶことができます。
A型の両対面式ベビーカーでは、赤ちゃんとママ(パパ)が向かい合わせになる「対面式」と、赤ちゃんが進行方向を向く「背面式」とを切り替えることができます。背面式だと泣いてしまう赤ちゃんも、対面式でママやパパの顔が見えると安心して泣き止むことが多いようです。
A型ベビーカーの連続使用時間は、寝かせた状態で2時間以内が目安です。
B型ベビーカーの特徴
7ヶ月頃から使用でき、最長48ヶ月(4才のお誕生日)まで使用できます。コンパクトで軽いため扱いやすいですが、リクライニング機能がないものも多いです。赤ちゃんが進行方向を向いて座る「背面式」のものが主流です。
おすわりができない赤ちゃんには利用できないので、赤ちゃんの成長に合わせて利用するようにしましょう。B型ベビーカーの連続使用時間は1時間以内が目安です。
新生児期から使える「トラベルシステムベビーカー」
生後1ヶ月に満たない新生児をベビーカーに乗せたい場合、どうすればいいのでしょうか。欧米では、新生児期から使える「トラベルシステムベビーカー」というものが多く使われています。これは「トラベルシステム」と呼ばれる着脱可能なシートをベビーカーに装着して、対面式ベビーカーとして使用するものです(トラベルシステム対応のベビーカーのみ)。
トラベルシステムは、ベビーカーに取り付けるだけでなく、車に取り付けてチャイルドシートとして利用したり、ベビーチェアやバウンサーとしても利用できるなど、新生児のいるご家庭に嬉しい機能が詰まっています。欧米では既に主流となっており、日本でも徐々に広がりつつあります。
新生児に嬉しいトラベルシステムベビーカーのメリット
新生児から利用できる
一般的なベビーカーは新生児には使えず、生後1ヶ月からのものがほとんどです。しかしトラベルシステムベビーカーなら産後、新生児と一緒に退院する時から利用することができます。新生児を連れて退院するとき、チャイルドシートに乗せるのは不慣れだし怖い…と思う人も多いのではないでしょうか。トラベルシステムのベビーカーなら、新生児を乗せたシート部分をとりはずして、新生児を乗せたまま車のシートベルトに固定することができます。
また、ふにゃふにゃの新生児を抱いてタクシーに乗るのが不安な人も多いと思います。トラベルシステムベビーカーを使えば、チャイルドシートのないタクシーでも新生児を安全に乗せることができます。
車で眠った新生児を起こさずに室内へ運べる
車に乗せるとウトウト眠ってしまう新生児は多いです。気持ちよく眠っている新生児を起こすことを考えると、降ろすのがおっくうだなと思ってしまうこともありますね。トラベルシステムなら、新生児を乗せたまま車からとりはずして、ベビーキャリーとして取っ手を持って運ぶことができます。これなら新生児を起こさずに車を降りることができますよ。
新生児期を過ぎても!バウンサーやキャリーなど多用途で使える
トラベルシステムは、ベビーカーに乗せて使うほかにも、チャイルドシート、バウンサー、ベビーチェア、ベビーキャリーと、5通りの使い方ができます。
新生児期を過ぎたあと、ベビーチェアとして持ち運べば、外食のときに座敷席やソファ席に置いて座ることができます。まだ首の座っていない時期、外出するときにトラベルシステムがあればとても便利です。
お店でぐずってしまった場合にも、トラベルシステムをバウンサーのように揺らすことができますので、あやすのが簡単です。
また、ベビーカーだと入りにくいような通路の狭いお店でも、トラベルシステムをベビーキャリーとして使えば入りやすいでしょう。
このようにトラベルシステムには多様な使い方があり、メリットも多いです。
トラベルシステムベビーカーのデメリット
ベビーカーに装着すると重たくなる
トラベルシステムの重さは3kg程度。ベビーカーと合わせると10kg近くなります。一般的なA型ベビーカーの重さが6kg~10kgということをふまえると、ベビーカーとしてはかなり重いほうであるといえます。段差や階段では、家族に手伝ってもらうなどの工夫が必要になるかもしれません。
普段あまり車に乗らず、徒歩や電車でのお出かけがメインという人には向かないかもしれません。
使用期間が短い
トラベルシステムは新生児から1才頃までしか使えないため、それ以降は別途チャイルドシートの購入が必要になります。
ベビーカーに関しても、トラベルシステムを装着して使うことができるのは1年ほどになります。ベビーカー本体は、引き続き3才頃まで使うことができます。
値段が高い
トラベルシステムを導入するときに問題となるのが値段です。
一般的なベビーカーに比べて価格が高い、使える期間が約1年と短いことを考えると、コストパフォーマンスが悪いと感じる場合もあるかもしれません。その場合は、レンタルで試してみるのがオススメです。
新生児期から使えるベビーカーの選び方のポイント
人気のベビーカーをご紹介!
「コンビ」
プレイングバギー F2plus master-piece
子どもと一緒に、もっとイロイロ楽しみたい。
街を飛び出して、もっとアチコチおでかけしたい。「F2plusシリーズ」は、そんなアクティブなライフスタイルを叶えてくれるフルリクライニングバギー。
片手カンタン操作だから、自由気ままにおでかけできて、遊びゴコロにもよりそえます。
遊び疲れても、リクライニングでいつでもおやすみ空間へ。ずっと快適だから、おでかけの楽しみ、無限大。
F2用トラベルシステムキットを装着することにより、トラベルシステムベビーカーとして利用できます。
本体重量は4.0kg、F2用トラベルシステムキットはアタッチメントを含め約4kg。
- 本体価格
- 49,500 円 (税込)
- F2トラベルシステムキット
- 33,000円(税込)
(出典:コンビ公式サイト)
https://www.combi.co.jp/products/
「アップリカ」
スムーヴ プレミアム AC
安定の走行性と快適なシート構造を実現。赤ちゃんとママに必要な全部が揃った3輪ベビーカー「スムーヴ」シリーズのプレミアムモデル。
プレミアムモデルは、たたんだときに安定自立、さらに足のせサポートがたためるからコンパクトになって便利。
自然な姿勢をサポートする「メディカル成長マモール」や地面の熱やホコリから遠ざける58cmの「ハイシート」等による快適な乗り心地で赤ちゃんスマイル。小回りや段差もスムーズな「安定走行」と空気入れ不要の「メンテナンスフリータイヤ」等による使い心地の良さでママもスマイル。
専用のインファントカーシート(別売)をつけると、対面で0カ月から使え、さらに5WAYで毎日活躍するトラベルシステムになり、赤ちゃんとのお出かけがさらにスムーズに。
本体重量は9.4kg、インファントカーシートは2.6kg。
- 本体価格
- 72,050円(税込)
- インファントカーシート
- 30,000円(税込)
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(出典:アップリカ公式サイト)
https://www.aprica.jp/products/babycar/
「Joie(ジョイー)」
3WheelベビーカーLitetrax+ベビーシートGemm
ベビーカーとベビーシートがセットになった商品です。
2ステップで簡単に折畳みができる3輪ベビーカーです。 ベビーカーにベビーシートを取付けて『トラベルシステム』としてのご使用いただけます。
ベビーカー本体の重量は約9.3kg、ベビーシートは3.8kg。
- 39,160円(税込)
(出典:KATOJI公式サイト)
https://www.katoji-onlineshop.com/c/category/travelsystem/
ベビーカーは、生活環境に応じたものを買うことが大切です。
用途や予算に応じて選びましょう。
まとめ
新生児期から使える「トラベルシステムベビーカー」はとても便利です。メリットとデメリットを理解した上で検討してみましょう。
一番のメリットは、新生児をシームレスに移動させられるということ。新生児をベビーカーから下ろして、またチャイルドシートに固定して…という作業は意外と大変。新生児が泣いているときなどは、なおさらです。
新生児期を過ぎても、トラベルシステムなら赤ちゃんを乗せたまま様々なシーンを楽しめます。コストが気になる方はレンタルという選択肢もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
ライター 星まさよ