プレゼントにも最適！ とっておきのクリスマス絵本

季節限定だからこそ厳選したい特別な一冊

季節の絵本、特に行事の絵本はその時期限定のものになるので、なかなか何冊も手元に置くのは難しいですよね。たくさんある中からどれを選ぼう…と悩むジャンルでもあります。

今回はそんなクリスマス絵本の中から、比較的小さな子から大きな子まで幅広く楽しめるものを選んでみました。

季節限定のジャンルですが、クリスマス絵本を開くと、優しさや愛情などのあたたかな幸せを感じることができます。

指折り数えてクリスマスを待つ親子の時間に、そんな絵本を添えるお手伝いができたら嬉しいです。

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『エリーちゃんのクリスマス』

メアリー・チャルマーズ／作　おびか ゆうこ／訳

福音館書店

クリスマスの飾りつけを楽しむエリーちゃんですが、肝心のツリーに飾るお星さまが見つかりません。エリーちゃんは無事、お星さまと出会うことができるのでしょうか？

優しい文体や物語の雰囲気は、小さなお子さんから楽しめます。何より、大人もときめく可愛らしさ！見返しまでたっぷりと堪能してください。

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『クリスマスの ふしぎな はこ』

長谷川 摂子／文　斉藤 俊行／絵

福音館書店

クリスマス絵本には珍しい、日本のクリスマスイブを舞台にしたストーリーです。サンタさんを心待ちにする気持ちは世界共通。子ども達は、よりお話に入り込めると思います。

この絵本、ぜひ裏表紙まで見てみてください。お話の続きをもしかしたら発見できるかもしれませんよ。

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『ジングルベル』

キャサリン・N・デイリー／作　J.P.ミラー／絵

こみやゆう／訳　PHP研究所

クリスマスソングと言えば、この曲ですよね。誰でも口ずさめる「ジングルベル」の曲が盛り込まれたこの絵本。歌と物語を同時に楽しめて一石二鳥です。

年の離れたお子さん同士で読むのにもぴったり。歌いながら、親子で楽しんでくださいね♪

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『クリスマスのまえのよる』

クレメント・Ｃ・ムーア／著　ロジャー・デュボアザン／絵

こみやゆう／訳　主婦の友社

クレメント・ムーアの有名な詩を絵本にしたものは数多くありますが、この絵本は形がとても特徴的。縦長の形は、サンタクロースが煙突から降りてくるシーンにもぴったりです。

そしてこの形だと、クリスマスに吊るす靴下にも丁度いい！細かいところまでクリスマスを感じさせてくれる、大定番の一冊です。

『どうぶつたちのクリスマスツリー』

ジャン・ウォール／作　レナード・ワイスガード／絵

こみやゆう／訳　好学社

クリスマスの物語は、優しいものが多くあります。この絵本もとても優しいストーリー。本来なら弱肉強食の森の世界ですが、このお話の中の動物はみんな平等です。

この絵本の様に、世界中の子ども達に平等に、幸せが降り注ぐことを祈ります。

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『クリスマスのてんし』

エルゼ・ヴェンツ-ヴィエトール／作・絵

さいとうひさこ／訳　徳間書店

10人の天使達が、人々に優しさと愛を差し出していきます。ページをめくるたびに増えていく天使達。

耳を澄ませばその歌声が響いてくるかの様な、とても美しい仕掛け絵本です。クリスマスの贈り物にも最適な一冊です。

◆お話を伺ったのは

谷口亜優美／ayumi

Instagramで人気の絵本講師。京都にて絵本のある子育てを楽しむ絵本講座「さんじのえほん。」を開催。３児のママ。

Instagram：@ayutjin