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読み聞かせをサボりたい時に!? 短いけど面白い絵本
- 2020/9/20
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絵本の時間が義務になっては本末転倒
[no_toc] 絵本の読み聞かせは、決してながら作業ではできません。“腰を落ち着けて、子どもと一緒に絵本を開き、お母さんの声を通してその世界を楽しむ“それこそが読み聞かせの醍醐味。だからこそ絵本は、親子にとって最高のコミュニケーションツールとなるのだと思います。
ですが、お母さんだって1人の人間。「今日はちょっと読み聞かせ、しんどいなぁ」なんて日もありますよね。コミュニケーションである読み聞かせが「義務」になってしまっては本末転倒。今回は、そんな時でも気楽に楽しめる絵本を集めてみました。
『ねこガム』
“きむら よしお/作
福音館書店
“クチャ クチャ プー”ふうせんガムを膨らませると、あれれ?出てきたものは…?こんなに短いのにとっても面白い!時間がない時、疲れている時でもこの一冊でお腹いっぱい楽しめちゃいます。こんな絵本なら子ども達の「もう一回!」にも、気軽に応えられそうです。
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価格:990円 |
『月ようびはなにたべる? -アメリカのわらべうた』
エリック・カール/絵 もりひさし/訳
偕成社
うた絵本やわらべうた絵本は、短くても親子で楽しめる最適なジャンル。こちらは『はらぺこあおむし』の作者エリック・カールさんによるアメリカのわらべうた絵本です。美味しそうな食べ物が魅力的。何度も読んでいくうちにいつのまにか口ずさんでしまいます。お布団に寝転がって歌いながら読むのもいいですね♪
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月ようびは なにたべる? アメリカのわらべうた [ エリック・カール ] 価格:1,320円 |
『ねこ・こども』
佐々木 マキ/作
福音館書店
短いけれどストーリーもある言葉遊びの絵本です。予想外な展開に短いながらも引き込まれます。佐々木マキさんの描く不思議な世界観と巧みな言葉遊びに、つい夢中に。読んだ後には、親子で言葉遊びを楽しんでみてください。
『ロージーのおさんぽ』
パット・ハッチンス/作 わたなべしげお/訳
偕成社
お散歩を楽しむめんどりのロージー。そんなロージーを狙っているキツネ。文字がほとんどない絵本ですが、スリル満点でおかしな物語が自然と絵から流れ出します。読み聞かせなきゃ!なんて肩肘を張らずとも、親子で笑いながら楽しめる一冊です。
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ロージーのおさんぽ ハッチンスの絵本 (新訳えほん) [ パット・ハッチンス ] 価格:1,320円 |
『かぜビューン』
tupera tupera/作・絵
学研プラス
風がビューンと吹いたらどうなるかな?tupera tuperaさんらしい展開に思わず笑ってしまう仕掛け絵本。繰り返しなので、お母さんが疲れているときでも気楽に楽しめます。仕掛けの部分を子どもにめくらせてあげると、子ども達も大喜び間違いなし!
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価格:1,045円 |
絵本の読み聞かせを通して得ることのできる親子の時間は、確かにとてもステキなものです。でも何より大切なのは、お母さんも子どもも「楽しむ」ということ。
「いい絵本を沢山読まなくちゃ!」なんて気負わずに、親も子もリラックスして楽しめる時間を、是非大切にして下さいね。
◆お話を伺ったのは
谷口亜優美/ayumi
Instagramで人気の絵本講師。京都にて絵本のある子育てを楽しむ絵本講座「さんじのえほん。」を開催。2児のママ。
Instagram:@ayutjin
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