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もう限界…コロナの外出自粛で義父母と同居するママ達から悲鳴
- 2020/4/28
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新型コロナウイルス感染拡大以降、学校の休校や夫もテレワークとなるなど、家族の生活が一変。ママたちは「育児」「家事」「仕事」と、いつにも増して慌ただしい毎日を送っています。
中でも、とりわけ義両親と同居するママたちからは、「家族全員が在宅になり、一人になるための場所や時間が全くなくなってしまった」と疲弊の声が上がっているようです。
アンケートで集まった同居ママたちの声を紹介します。
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外出自粛で生活が激変!同居ママ達の本音
普段から義両親と上手く気を配りながら生活をしている同居ママたち。コロナの影響で世の中に閉塞感が漂う中でも、家族を思い、明るく普段通りの生活を送ろうと工夫をしながら、乗り切ろうと頑張っていることと思います。
しかし外出自粛が長期化してくると、疲れが出てきてしまうのは当然のこと。「周りは核家族ばかりで同じ境遇のママがいない」と、やり場のない気持ちを抱えているママたちに、その本音を聞いてみました。
ママ達の心の叫び
- 外出自粛で義母も私も家に居る時間が増え、息が詰まる。
- 休園中の子どもたちが元気すぎて、家の中はもうはちゃめちゃ。子どもに振り回されて義母も自分もヘトヘト。
- ジムに行くのが習慣の義母。あれだけクラスターがニュースになったのに行こうとする。止めると険悪な雰囲気に…。
- 義父の不要な外出を止めさせたいけど、私からは言いづらい。夫から言ってほしいのに、優しすぎる夫はだんまり。
いくつかのエピソードを挙げましたが、やり場のない不満を抱えていることが分かりました。そして、同居するママたちの心の叫びには、コロナ禍ならではの2つの問題点があったのです。
自粛で1人の時間がなくなった
特に多かったのが、家族全員がずっと家にいることで、「1人の時間がない」「逃げ場がない」と言った意見です。普段であれば家の中で多少嫌なことがあっても、気晴らしに出掛けたりして気分転換をすることができます。しかし、今は外出自粛要請によって外出することもままなりません。
また夫がテレワークになったことで、普段なら逃げ込める部屋が夫の仕事部屋になってしまったというケースもあるようです。
モヤモヤした不満を解消できる場所がなく、逃げ場がないように感じるママはとても多いようですね。
義両親との危機管理意識の違い
コロナ対策への意識問題。この危機管理の認識の違いで、義両親との中をぎくしゃくさせているママも多くいました。自分自身や家族を守るための大切な問題であるだけに、意識の違いにイライラを募らせているようです。
「自粛をしなければと思っているのに、義両親は無頓着で出掛け放題。自分たちの自粛も意味がない」と困った意見が多数。また、「コロナ対策だと言って、出所の分からない不確かな情報をいちいち伝えてくる」「トイレットペーパーやマスクなど、うちにはすでににストックがあるのに、毎日スーパーの開店時間に行こうとする」など、家族を思うからこその言動に感謝はしながらも、ウンザリしてしまう瞬間があるという意見もありました。
中には、「自分から意見を言うと角が立ってしまうので、子どもも一緒に交えて、『家族みんなが病気にならないために、これからどんな風に行動したらいいと思う?』と家族会議を開いた」と言うママもいました。孫の意見であれば、快く受け入れてくれる場合もあるかもしれませんね。
同居だから助かったと言う声も
もちろん大変なこともあるけれど、同居だからこそ助かっているという声もありました。
- 夫婦で在宅勤務に。仕事の間は義両親が子どものお世話をしてくれる。
- 下の子のお昼寝時間になったら、さりげなく上の子を別の部屋に誘導し相手をしてくれる。寝かしつけに集中できるので助かる。
- 料理の得意な義母が、子どものリクエストに応えておやつや料理を作ってくれる。子どもたちも大喜び!。
時には義両親と意見が合わずイライラしたり、落ち込んでしまう事もありますが、子どもにとっても、忙しいママやパパにとっても、助けてくれる義両親の存在がありがたいと思う人も少なくないようです。
一人で抱え込まずに発散できる場を作ろう
パリ在住の作家・辻仁成さんは、新型コロナウイルスによる一番の懸念は「人と人の結びつきが薄れてしまうこと」と言いました。先が見えないコロナウイルスとの戦いに不安が募ってくると、誰でも疑心暗鬼になって心無い行動をとったり、イライラを感じやすくなってしまいますよね。
もし家庭内に閉塞感を感じていたら、身近な友達にSNSやメールで話を聞いてもらったり、オンライン上のコミュニティで似たような境遇のママと繋がったり、一人で抱え込まずに吐き出すのも一つの手。人に話すだけで、ふっと気持ちが楽になるかもしれません。
リトル・ママにも、たくさんのコミュニティが登録されているのでぜひ活用してくださいね。
2世帯同居のママに限らず、それぞれの環境で頑張る全てのママたちの笑顔の時間が増えることを願っています。
(リトル・ママ認定ライター 村松 香澄)
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