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九州が舞台の絵本|博多弁、大牟田弁、薩摩弁、長崎弁の作品も!
- 2023/8/21
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九州各地の方言が使われたものや九州を舞台にした作品を、リトル・ママビジネススクール卒業生で、福岡在住の絵本講師・すずきなおこさんがセレクトしました。
※対象年齢は各出版社サイトに記載がある場合のみ記載しています
福岡『とうちゃんは むしゃんよか 』
内田麟太郎/文 西村繁男/絵
光村教育図書
小学校低学年から
お母さんが亡くなってからしゃべらなくなったお父さん…、東京弁をからかわれた友人…。小学生のハジメは自分も寂しさを抱えながら「げんきば ださんね」と励まします。大牟田市出身の作者が故郷の「大蛇山まつり」を題材に描いた作品。
福岡『 交通安全大王』
よしなが こうたく/作
好学社
小学校低学年から
標準語と博多弁が両方掲載された大人気「給食番長シリーズ」最新作。やんちゃな番長たちが、子ども祭りに向けておみこしの特訓を始めた場所は、なんと道路!小学校入学を控えた子どもへの交通安全の導入本としても最適です。
福岡『ボタ山であそんだころ』
石川 えりこ/作・絵
福音館書店
5・6才から
昭和40年に起きた山野炭坑の爆発事故。小学3年生の「わたし」に、友達との突然の別れが訪れます。「ボタ山」とは、石炭を掘り出す時に出た石や土が積み重なって山になったもの。点描のように描かれたボタ山の迫力も圧巻。
長崎『きらきらさがし』
新井 悦子/作 さこ ももみ/絵
岩崎書店
3・4才から
逆上がりの練習でできた手のひらのマメを見て、「きらきらじるしだね」とお母さん。嬉しくなった女の子は、みんなの“きらきら”を探し始めて…。方言だけでなく、三浦の町並みやかぎしっぽの猫など、絵にも長崎が散りばめられた一冊。
長崎『だいちゃんとうみ』
太田 大八/作・絵
福音館書店
4才から
昭和初期、長崎県を舞台に海の町に暮らす人々の日常を描いた絵本。一番の魅力は長崎の海の美しいこと!夜明けから夕暮れまで、豊かな色彩で波まで丁寧に表現されていて、うっとりしてしまいます。だいちゃん達が舟に乗って魚釣りをしたり、海辺でご飯を作って食べる楽しそうな様子が長崎の方言とともに軽やかに表現されています。
鹿児島『さつまのおいも』
中川ひろたか/文 村上康成/絵
童心社
土の中で暮らすおいもたちの生活を、面白おかしく描いたロングセラー絵本。最後に「さつまいもといえば!」、お決まりの“アレ”で大爆笑!薩摩弁のリズミカルな言い回しで、聞き手も読み手も楽しくなれます。
\ 今月の案内人は /
すずきなおこ
リトル・ママビジネススクール「ライター講座」第1期卒業生で、ライター業のかたわらEQ絵本講師®としても活動。小学生の子どもがいる1児のママ
Instagram:@naokosuzuki_eqehon
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