- Home
- コロナ禍でママたちは何に不安を感じている?一番の要因は…
コロナ禍でママたちは何に不安を感じている?一番の要因は…
- 2020/4/15
- 未分類
- コメントを書く

2020年、こんな春のはじまりを誰が予想したでしょう。
世間は新型コロナウイルスの話題一色。7都府県には緊急事態宣言も出され、ますます生活にも影響が出てきました。誰しもが影響を受けているだろうこの状況下で、ママたちが不安に感じていることは何でしょうか?
[toc]
新型コロナ禍でストレスや不安を感じているママの割合
※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)
コロナの影響でストレスや不安を抱えているか、全国のママにアンケートを実施したところ、居住地や子どもの年齢に関わらず、全体の約97%のママが何かしら感じているという結果になりました。「非常に感じている」という方が半数近くおり、ママたちの生活にも大きな影響を及ぼしているようです。
さて、そのストレスや不安は何によるものでしょうか。
どんなことにストレスや不安を感じている?
※複数選択可
※2020年4月3日~4月8日リトル・ママ会員アンケートより(回答数=1369人)
一番大きな要因は、「外出できない」ということ。
春らしい陽気になって、本来なら外に出るのがとても気持ちのいい季節。その中での外出自粛は精神的な面でもつらいところがあります。子どもを外で遊ばせたり、仲のいいお友達と遊ばせたりができず、ストレスがたまっているというママは多いようです。
次いで多かったのが「マスクや日用品など買い物の困難」、そして「イベントや旅行などが中止になった」がそれに続きました。
マスクは今や生活必需品となりながらも、中々手に入らない状況が続いています。布で手作りする方も多くなってきましたね。
同じく入手困難となったトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品もまだまだ買いづらい状態。場所によっては並べば買えるというようなことも聞きますが、子どもを家族に預けて買い物に行けないママにとっては、行列に並ぶこと自体が不安でもあります。
イベントや旅行の中止について、がっかりされたママも多いのではないでしょうか。
この外出自粛期間中に、春休みを利用しての旅行、卒園・卒業や入園・入学という節目のイベントなど、なくなってしまった予定が多くあったはず。子どもも楽しみにしていたイベントなら尚更のこと。この状況下では仕方のないことですが、行きたかった、やりたかった、という想いはどうしても持ってしまいますよね。
そのほか、このような意見も挙がりました。
- 感染したらどうしようという不安
- 子どもがかかってしまうのではないかと不安で買い物にも行きづらい
- もし自分が感染し入院になったら子どもたちはどうしたらいいのか
- 公園に連れていって良いものか、幼稚園に行かせるべきか等の不安感
- 妊娠中なので感染したらどうなるか分からず、予防したくてもマスクなどが手に入らない
※アンケートの意見から抜粋
日ごとに増えていく感染者数の報道を目にすると、そのうち自分や身近な人が感染してしまうのではないかと心配になりますね。
妊娠中のママの不安も
お子さんをお持ちのママからだけでなく、妊娠中の方の不安な声も多くみられました。たしかに妊娠中や新生児の感染についてはあまり情報がないように感じます。平常時でさえ心配事の多い出産、これからの出産時の状況もどうなるのか、いろいろと不安が募ってしまうでしょう。出産前の両親学級などが中止となっている地域も出ています。妊婦さんが安心して出産に挑めるような環境が整うことを、願わずにはいられません。
また、身近な人との意識の違いからストレスを感じているという声もありました。
- イベントや旅行、外食をするなど、感染予防意識の低い人が周囲にいること
- ママ友同士の認識の違いや危機意識の違いがあって、探り合っているような気を使う会話が正直しんどい
※アンケートの意見から抜粋
こんなサービスあったらいいな!
ストレスや不安が尽きない毎日ですが、今どんなサービスがあったら嬉しいかも、ママたちに聞いてみました。
多くのママがあったらいいなと思ったのが、大きな不安要素でもあるマスクに関して。「マスクやアルコールが入荷した際に教えてもらえるサービス」、「マスクを配布して欲しい」、というような意見が挙げられました。
マスクの配布については、今後実現されることが決まっていますが、各家庭に布マスク2枚ということで、その効果や費用などについて疑問の声も上がっています。
おうち時間を充実させるものとしては、オンラインイベントや動画配信を望む声が多くありました。最近はオンラインイベントもどんどん増えてきていますよね。親子で楽しめるものはもちろん、子ども向けには一緒に体を動かせるものや工作など、ママ向けにはリフレッシュできるようなものを皆さん期待しているようです。
NHKでも紹介!リアルイベントを限りなく再現した「リトル・ママ オンラインフェスタ」
また、おもちゃや絵本の貸し出しをしてほしいという意見も多くあがっています。最近では定額料金を払えば毎月違うおもちゃが送られてくるサブスクリプションサービスも話題になりました。
買うばかりではお金もかかるし、モノも増えるし、おもちゃ屋さんに行って選ぶことが難しい今、ネットで購入したものを子どもが気に入らないという可能性も無きにしもあらず。この機にこうしたサービスを試してみるのも良いですね。
そのほか、食材の宅配やデリバリー、遊びの紹介など、様々な“こんなサービスあったらいいな”がありましたが、どのサービスにおいてもママ達は共通して「無料」または「安価で」を期待しているようです。
自身や家族の仕事へ影響があったという家庭もあり、お金に関わる心配が募る今だからこその意見かもしれません。
まとめ
ママたちの回答を見ていると、みんなが何かしらの不安やストレスを抱えながら、お子さんとの毎日を過ごしている姿が目に浮かびました。
まだしばらくこの状況は続きそうで、終わりもはっきり見えていませんが、色々なサービスを利用しながらこの困難をみんなで乗り越えていきたいですね。
一日も早く日常が戻ることを祈ります。
(リトル・ママ認定ライター かすみ)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。